レーザー歯科治療｜藤岡デンタルクリニック｜港区の白金台駅2分の歯医者・歯科

当院で扱う各種レーザーのご紹介

「レーザー」という言葉を聞くと、患者さんのなかには身体に与える影響を心配される方がいらっしゃいますが、皆様が想像されるレーザーとは異なり、当院が使用しているレーザーは医療用に開発されたものなので、身体への影響は問題ありません。それぞれのレーザーをご紹介します。

YAGレーザー（ライトウォーカー）

医療用レーザーのパイオニアであるFotona社が製作したレーザーです。50年以上の歴史を持ち、世界60ヶ国以上での導入実績を誇ります。歯科医療では次のような用途で利用します。

用途１ 歯をあまり「削らず」虫歯を除去できます

一般的な虫歯治療はタービンで一気に削りますので、健康な歯質までも削ってしまいます。 しかし、YAGレーザーは、虫歯に感染している部分にだけ反応し削りますので、健康な歯質までを削ることはありません。その他、音、振動など、歯を削る際の不快感がなく、痛みも生じないことも特長です。

用途２ 歯周病や根管治療での「殺菌」で利用

YAGレーザーには殺菌効果があります。そのため歯周病菌の殺菌や根管治療での根管内殺菌で利用します。お口の病気は「細菌」が悪さをすることで生じますので、その根本的な原因である細菌に直接アプローチできるため、治療結果が良く、かつ、治療期間も短くすることができます。

用途３「いびき」「睡眠時無呼吸症候群」の改善

いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因は「口蓋垂（のどちんこ）」やその周辺部位が気道をふさぐことで引き起こされます。これまではこれらの部位を切除し、気道を確保する方法で治療していました。この治療法は入院しての外科処置が必要でした。また、治療後の痛みや腫れも我慢する必要があります。しかし、YAGレーザーを利用することで、「外科処置なし」「入院なし」「痛み腫れなし」で治療できるようになりました。具体的にはレーザーを口腔内に照射することで、緩んだ組織を引き締め、外科処置なしで気道を確保することができます。

用途４ ほうれい線／しわ／たるみの改善

ほうれい線やしわ、たるみの治療は、皮膚表面から高周波、超音波、レーザーなどを当てることでコラーゲンの発生を促進させ治療するのが一般的です。治療法によっては「痛み」や「ダウンタイム」があるのがデメリットでした。しかし、YAGレーザーでは口腔内からレーザーを照射させ、痛みやダウンタイムが生じないのが特徴です。
照射直後から組織の収縮が起こり組織が引き締まることで、ほうれい線、しわ、たるみを改善します。

EPICレーザー

EPICレーザーは主に「ホワイトニング」で利用します。
通常のホワイトニングと比較し次のような特徴があります。

特徴１ 通常よりも「治療時間が半分」

テキスト ボックス一般的に利用されている「光照射」の処置時間は約2時間です。EPICレーザーでは1時間程度の処置で終了させることができます。EPICレーザーは通常光と異なり散乱せず、薬剤の反応性を高めることができるためです。そのため、処置時の顎の疲れも少なくて済みますし、忙しい方に非常に喜ばれています。

特徴２「歯を白くさせる効果」が向上

EPICレーザー照射は通常光より短時間ですむので、より強い薬剤を利用することができますので、当然、歯が白くなる度合も高まります。

PACTレーザー

PACTレーザーは歯周病治療で利用します。具体的には患部に特殊なジェルを塗り、レーザーを照射します。そうすると化学反応により、大量の「活性酸素」を発生するのですが、これが歯周病菌を殺菌してくれます。

PACTレーザーの特長

• 治療に痛みがない、麻酔が必要ない。
• 治療が短時間で済む（歯1本あたり約60秒ほど）。
• 薬を服用できない方（妊婦さんなど）でも使用できる。

CO2レーザー

CO2レーザー（炭酸ガスレーザー）は主に口内炎の治療で利用します。