睡眠時無呼吸症候群｜藤岡デンタルクリニック｜港区の白金台駅2分の歯医者・歯科

すぐに治療を始める前に、当院では日々の「睡眠の質」を専門機器で診査します。
専門機器はウォッチパッドと言います。
これは睡眠中の無呼吸の有無や回数だけでなく、「浅い睡眠（レム睡眠）・深い睡眠（ノンレム睡眠）がバランス良くとれているか」、また「どの体位の時にいびきや無呼吸が起きやすくなるか」など、眠りの深さや分断の状態なども総合的に診断できる機器になります。

これまで睡眠時無呼吸症候群の診査は、専門の検査施設に「入院」して、体中に様々なセンサーを装着する必要がありましたが、ウォッチパッドは「ご自宅」で簡単に、かつ、精密な検査ができるタイプの測定装置になります。

一般的な装置としてマウスピースのような装置（スリープスプリント）を使い、睡眠中の気道を確保します。
保険適用で作製できるのが最大の利点ですが、しゃべりにくい・水が飲めない・装着時の違和感が大きく、また下顎の前方移動量の微調整が困難であることが欠点です。

また、保険適応にはなっていませんが、上記の問題をほぼ解決したスリープスプリントもご用意しております（ソムノデントMAS）。
これは、フルオーダーメイドですので装着時の不快感や拘束感は大幅に軽減されます。
もちろん自由に開閉できるため、装着時に会話やあくび、水を飲むことなども可能です。

成長発育矯正（顎顔面矯正）ではこれらの問題を根本的に改善する治療法です。
詳細は成長発育矯正（顎顔面矯正）をご確認頂きたいのですが、簡単にお伝えすると、上顎の正中口蓋縫合と呼ばれる部分を拡大させることで、顎の大きさを拡大でき、鼻腔も広げることになるので上記の問題の解決になります。
また副次的効果で「歯並び」も改善できますので、患者様には非常に喜ばれています。